暑い季節になると、冷たいアイスコーヒーが飲みたくなりますよね。
でも、「カフェインが気になって夜には飲めない…」という方も少なくありません。
そんなときにぴったりなのが、カフェインレス(デカフェ)のアイスコーヒーです。
カフェインを控えている方にも安心して楽しんでいただけますし、夜のリラックスタイムにもぴったりの一杯になります。
デカフェコーヒーは、やさしい味わいが特徴ですが、
濃いめに抽出して氷で一気に冷やす“急冷式”で淹れることで、すっきりとした飲みごたえのあるアイスコーヒーに仕上がります。
今回は、デカフェだからこそ気をつけたいポイントも踏まえて、ご家庭でできる「美味しいデカフェ アイスコーヒーの淹れ方」を詳しくご紹介します。
実際に日好珈琲が、デカフェコーヒー専門のコーヒースタンドで日々意識していることや、お客様にご好評いただいている抽出方法も含めてお伝えしていきます。
ポイントを押さえれば、きっとご自宅でも「これなら満足!」と思える一杯が淹れられるはずです。
ぜひこの夏、おうちで楽しむデカフェのアイスコーヒーにチャレンジしてみてくださいね。
デカフェコーヒーを美味しく淹れる大切なポイント
デカフェコーヒーは、普通のコーヒーに比べてまろやかでやさしい味わいが特徴です。
これはカフェインを取り除く過程で、飲みごたえの一部を担うカフェインが減ることに加え、微量ながら風味成分も失われるためです。
そのため、デカフェコーヒーを美味しく淹れるには、通常のコーヒーとは少し違ったポイントに気を配る必要があります。
この記事では、通常のハンドドリップのコツに加えて、デカフェならではの淹れ方の工夫や注意点を、手順とともにわかりやすくご紹介します。
用意する器具
- ドリッパー(HARIO V60など円すい型がおすすめ)
- ペーパーフィルター
- コーヒーサーバー
- ドリップケトル(湯量をコントロールしやすいもの)
- スケール(重さと時間を計れるものがおすすめ)
- ミル

デカフェコーヒー豆とお湯の分量(1杯分の目安)
1人分は15gのコーヒー豆を使用します。
アイスコーヒーを淹れる際のコーヒー豆とお湯の量ですが、基本的には、1(コーヒー豆):8(お湯)の割合で淹れています。
2杯以上を淹れる場合は、この割合を参考に豆とお湯と氷の量を増やしてください。
抽出時間に関しては、杯数が増えても約2分45秒〜3分の間にコーヒー液が落ち切るようにします。
氷で薄まることも考慮して濃く抽出するので、お湯の量はこれ以上増やさない方がしっかりとした味わいのデカフェのアイスコーヒーを作ることができます。
項目 | 1人分の分量 |
---|---|
デカフェコーヒー豆 | 15g(中細挽き) |
お湯(95℃) | 120ml |
氷(抽出時用) | 約80g |
抽出時間 | 約2分45秒〜3分 |
デカフェコーヒーに限らず、普通のコーヒーにも共通して言えることですが、
「コーヒーの量」「お湯の量」「抽出時間」の3つは、コーヒーを美味しく淹れるための基本となる大切なポイントです。
この3つをしっかり計りながら淹れることで、味のブレを防ぎ、安定して美味しい一杯に近づけることができます。
どれもシンプルなようでいて奥が深いので、ぜひ意識してみてください。
デカフェのアイスコーヒーを急冷式で美味しく淹れる手順
初心者の方でも安心して試せるデカフェコーヒーの淹れ方を詳しく解説します。
今回は15gのデカフェコーヒー豆を使って、120gのお湯を使用して淹れています。
step.1 リンスする

ドリッパーにセットしたペーパーフィルターにお湯をたっぷりと注いで湯通し(リンス)します。
注いだお湯は忘れずに捨てましょう。
これはペーパーフィルターの匂いを取るために行いますが、特に気にならない方は省いても大丈夫です。
step.2 氷をサーバーにセット

ドリップ前に、サーバーに氷を約80g入れておきます。ここに抽出液を直接落として急冷します。
step.3 豆を計量し、ドリッパーにセット

豆は中細挽きに挽き、ドリッパーにセットしたら少しゆすって平にならします。
デカフェコーヒー豆は、しっかりと成分を抽出するために中細挽きがおすすめです。
ギリギリ3分以内に落ち切る豆の細さが理想ですね。
step.4 蒸らし(30秒)

95℃のお湯を約30g、中心からゆっくり注ぎ、粉全体を湿らせてから30秒ほど蒸らします。
蒸らすことによって、その後の抽出時に成分がしっかりと出てくれます。
また、まろやかな味わいが特徴のデカフェコーヒーを95℃の少し高めのお湯を使うことによって、輪郭のあるすっきりとしたアイスコーヒーに仕上げます。
90℃以下のお湯を使って淹れるとやわらかい味わいのアイスコーヒーに仕上がります。
お好みでお試しください。
step.5 抽出(約2分45秒〜3分)
コーヒー豆15gではトータル4投で淹れますが、コーヒー豆がそれ以上の量では5投で淹れます。
5投の場合は2投目と同じ淹れ方を3回行います。

2投目
蒸らしを1投目と考えて、2投目は約30gのお湯を中心から外に向かって「の」の字を書くようにお湯を注ぎます。

注いだ後にドリッパーを持ってぐるっと回し、粉を撹拌します。
ドリッパーをぐるっと回して粉を撹拌することによって、コーヒーの粉にお湯が満遍なく浸透するのでコーヒーの成分をしっかりと抽出することができます。
3投目
3投目も2投目と同様です、
約30gのお湯を中心から外に向かって「の」の字を書くようにお湯を注ぎ、注いだ後にドリッパーを持ってぐるっと回し、粉を撹拌します。
4投目
残り約30gのお湯を注ぎます。(トータル120g)
最後は撹拌しなくてもしなくてもどちらでも大丈夫です。
約2分45秒〜3分にお湯が落ち切るようにします。
約2分45秒〜3分の間でお湯が落ち切るようにするのは、2分45秒よりも早く落ち切ると少し物足りなく感じ、3分以上かかると少し雑味が出てくるからです。
普通のコーヒーだと2分半とかで淹れ切っても美味しく飲めますが、デカフェコーヒーの場合は、ギリギリまで味わいを引き出して少しでもコクを持たせたいので、2分45秒〜3分の間で淹れます。
step.6 コーヒーを撹拌

サーバーを回してコーヒーを撹拌し、濃度を均一にします。
step.7 完成!

氷を入れたコップに注いだら完成です。
ポイントを気にしながら淹れることで味わいが大きく変わると思うのでぜひお試しください〜
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