カフェインを控えたいときや、午後のリフレッシュにぴったりな、デカフェのアイスコーヒー。
中でも「ドリップバッグ」は、お湯を注ぐだけで、手軽に本格的な味わいが楽しめます。
冷たいアイスも、淹れ方のちょっとした工夫で、香りやコクがぐっと引き立ちます。
こちらでは、デカフェコーヒー専門店『日好珈琲』が、ドリップバッグを使ったアイスコーヒーの美味しい淹れ方をご紹介します。
暑い季節にも、やさしい一杯を。ぜひおうちでお楽しみください。
用意する器具と材料
- デカフェのドリップバッグ
- スケール
- グラス
- コーヒーケトル
- 温度計(なくても大丈夫)
デカフェドリップバッグの淹れ方|アイスで楽しむ爽やかな一杯
レシピの中には、美味しく仕上げるためのコツも一緒に載せています。
少しの工夫で、アイスのデカフェコーヒーがより一層美味しくなります。ぜひお試しください。
アイスコーヒーでは、濃いめに抽出して氷で冷やすのがポイント。
お湯の量は、ホットコーヒーより少なめの約90gを使用して抽出します。
アイスコーヒーを淹れる際のコーヒー豆とお湯の量ですが、基本的には、1(コーヒー豆):8(お湯)の割合で淹れています。
日好珈琲のドリップバッグの粉量は11gと記載されていますが、実際は11.7gほど入っています。
そのため抽出に使うお湯は全体で約90g使用します。
氷で薄まることも考慮して濃く抽出するので、お湯の量はこれ以上増やさない方がしっかりとした味わいのデカフェのアイスコーヒーを作ることができます。
step.1 ドリップバッグを開封する
点線に沿って、ドリップバッグを丁寧に開封します。

step.2 グラスに氷を入れる
グラスに氷を適量入れておきます。
十分に冷やすために、グラスの半分ほどを目安に入れるのがおすすめです。
あとから注ぐコーヒーがしっかり冷えて、すっきりとした味わいに仕上がります。

step.3 ドリップバッグをセットする
グラスにドリップバッグをセットします。
フィルターのフックをしっかりグラスの縁にかけ、安定させましょう。

Step.4 蒸らす(抽出1投目)
約90℃のお湯を20mlほど、粉全体がしっとりするようにゆっくり注ぎます。
そのまま30秒ほど蒸らします。
蒸らすことによって、その後の抽出時に成分がしっかりと出てくれます。
また、90℃のお湯がおすすめですが、実際に淹れた時にもっと苦味が欲しい場合は、90℃よりも高めの温度、もっとまろやかにしたい場合は90℃よりも低めの温度に、と自分好みに変えていくのがいいと思います。

Step.5 抽出する(約2分45秒〜3分)
蒸らしのお湯を含めて、合計で約90gのお湯を3〜4回に分けてゆっくりと注ぎます。
約2分45秒〜3分にお湯が落ち切るようにします。
約2分45秒〜3分の間でお湯が落ち切るようにするのは、2分45秒よりも早く落ち切ると少し物足りなく感じ、3分以上かかると少し雑味が出てくるからです。
普通のコーヒーだと2分半とかで淹れ切っても美味しく飲めますが、デカフェコーヒーの場合は、ギリギリまで味わいを引き出して少しでもコクを持たせたいので、2分45秒〜3分の間で淹れます。

step.6 完成
適度に氷を足してお楽しみください〜

たっぷりの氷で、ひんやり美味しい一杯に。
日好珈琲のドリップバッグで、涼やかなコーヒー時間をどうぞ。
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