暑い季節になると、冷たいアイスカフェオレが飲みたくなりますよね。
でも、
「夜にもアイスカフェオレを飲みたいけれど、カフェインが気になる。」
「デカフェでアイスカフェオレを作ると、味が薄くなりそう。」
そんなふうに感じたことはありませんか?
デカフェアイスカフェオレは、コーヒーを少し濃いめに抽出することで、牛乳に負けないしっかりとした味わいに仕上げることができます。
また、デカフェコーヒーならではの特性を踏まえた、美味しく淹れるためのポイントもご紹介します。
今回は、日好珈琲で実際にお作りしているアイスカフェオレの淹れ方をご紹介します。
ご家庭でも再現しやすいレシピですので、ぜひお試しください。
一日の終わりにほっとひと息つきたい夜にもおすすめです。
デカフェアイスカフェオレを美味しく作るポイント
コーヒーは少し濃いめに抽出する
アイスカフェオレは、抽出したコーヒーに氷と牛乳を加えて作ります。
通常の濃さで淹れると、氷や牛乳によって味が薄まり、コーヒーの風味が弱く感じられることがあります。
そのため、今回はデカフェコーヒー豆15gに対して、お湯90gを使用し、少し濃いめに抽出します。
コーヒーを濃いめに淹れることで、牛乳と合わせてもバランスのよい味わいに仕上がります。
ドリップの途中でドリッパーを軽く回す
お湯を注いだあと、ドリッパーを軽く回してコーヒー粉を撹拌します。
そうすることで、コーヒー粉全体にお湯が均一に行き渡り、コーヒーの成分をしっかりと引き出すことができます。
今回は、2投目と3投目のお湯を注いだあとに、ドリッパーを軽く回します。
用意する器具
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・コーヒーサーバー
・ドリップケトル
・コーヒースケール
・コーヒーミル
・温度計
・グラス
ドリッパーは、HARIO V60などの円すい型がおすすめです。
スケールは、お湯の量と抽出時間を同時に計れるものがあると便利です。

デカフェコーヒー豆とお湯の分量(1杯分の目安)
1人分は15gのコーヒー豆を使用します。
カフェオレ用の濃いコーヒー液を淹れる際のコーヒー豆とお湯の量ですが、基本的には、1(コーヒー豆):6(お湯)の割合で淹れています。
2杯以上を淹れる場合は、この割合を参考に豆とお湯の量を増やしてください。
抽出時間に関しては、杯数が増えても約2分45秒〜3分の間にコーヒー液が落ち切るようにします。
牛乳にも負けないカフェオレを考慮して濃く抽出するので、お湯の量はこれ以上増やさない方がしっかりとした味わいのデカフェのカフェオレを作ることができます。
| 項目 | 1人分の分量 |
|---|---|
| デカフェコーヒー豆 | 15g(中細挽き) |
| お湯(約90℃) | 90ml |
| 抽出時間 | 約2分45秒〜3分 |
牛乳と氷の量は、使用するグラスの大きさや、お好みの濃さに合わせて調整してください。
カフェオレに限らず、普通のコーヒーにも共通して言えることですが、
「コーヒーの量」「お湯の量」「抽出時間」の3つは、コーヒーを美味しく淹れるための基本となる大切なポイントです。
この3つをしっかり計りながら淹れることで、味のブレを防ぎ、安定して美味しい一杯に近づけることができます。
どれもシンプルなようでいて奥が深いので、ぜひ意識してみてください。
デカフェアイスカフェオレの作り方
STEP 1 ペーパーフィルターをリンス(湯通し)する
ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、フィルター全体にお湯を注いでリンスします。
リンスとは、ペーパーフィルターをお湯で湯通しすることです。
*ペーパーフィルターのにおいを和らげる役割があります。
リンスに使用したお湯は、コーヒーを抽出する前に捨ててください。
ペーパーフィルターのにおいが気にならない場合は、省いても大丈夫です。

STEP 2 コーヒー豆を挽いてセットする
デカフェコーヒー豆15gを、中細挽きにします。
挽いたコーヒー粉をペーパーフィルターに入れ、ドリッパーを軽く揺らして表面を平らにならします。
約2分45秒から3分で落ち切る細かさを目安に調整してください。
デカフェコーヒー豆は、しっかりと成分を抽出するために中細挽きがおすすめです。
ギリギリ3分以内に落ち切る豆の細さが理想ですね。

STEP 3 お湯を注いで30秒蒸らす
約90℃のお湯を、コーヒー粉全体が湿るように約20g注ぎ、そのまま30秒蒸らします。
蒸らしを行うことで、コーヒー粉の中に含まれるガスが抜け、その後のお湯が粉全体になじみやすくなります。

STEP 4 残りのお湯を3〜4回に分けて注ぐ
蒸らしが終わったら、残りのお湯を3〜4回に分けて注ぎます。
2投目と3投目のお湯を注いだあとは、ドリッパーを持って軽く回し粉を撹拌します。
最後のお湯を注ぎ、合計の湯量が90gになるようにします。(最後は回しません)
ドリッパーをぐるっと回して粉を撹拌することによって、コーヒーの粉にお湯が満遍なく浸透するのでコーヒーの成分をしっかりと抽出することができます。

STEP 5 約2分45秒〜3分で落ち切らせる
お湯を注ぎ始めてから、約2分45秒〜3分でコーヒーが落ち切るようにします。
抽出が早すぎる場合は挽き目を少し細かくし、遅すぎる場合は少し粗くして調整します。
約2分45秒〜3分の間でお湯が落ち切るようにするのは、2分45秒よりも早く落ち切ると少し物足りなく感じ、3分以上かかると少し雑味が出てくるからです。
普通のコーヒーだと2分半とかで淹れ切っても美味しく飲めますが、デカフェコーヒーの場合は、ギリギリまで味わいを引き出して少しでもコクを持たせたいので、2分45秒〜3分の間で淹れます。
STEP 6 グラスに氷と牛乳を入れる
グラスに氷を入れ、牛乳を注ぎます。
氷と牛乳の量は、お好みで調整してください。
コーヒーの風味をしっかり楽しみたい場合は牛乳を少なめに、まろやかな味わいがお好みの場合は牛乳を多めにするのがおすすめです。

STEP 7 コーヒーを注いで完成
抽出したコーヒーは、サーバーを軽く回して濃度を均一にします。
氷と牛乳を入れたグラスに、濃いめに抽出したデカフェコーヒーをゆっくりと注いだら完成です。

2杯分を作るときの抽出方法
2杯分を作る場合は、デカフェコーヒー豆30g、お湯180gを使用します。
最初に約30gのお湯を注いで30秒蒸らし、残りのお湯を数回に分けて注いでください。
1杯分と同じく、抽出時間は約2分45秒〜3分を目安にします。
ドリッパーの大きさや使用するコーヒー豆によって、お湯の落ちる速さは変わります。
抽出時間が大きく前後する場合は、コーヒー豆の挽き目を調整してください。
アイスカフェオレにおすすめのデカフェコーヒー
アイスカフェオレには、牛乳と合わせてもコーヒーの風味を感じやすい、中深煎りのデカフェコーヒーがおすすめです。
中深煎りは、ほどよい苦味とコクがあり、牛乳のまろやかな甘みともよく合います。
より軽やかで華やかな味わいがお好みの場合は、中煎りのエチオピアなどを使ってもお楽しみいただけます。
使用するコーヒー豆によって味わいが変わるので、ぜひお好みの組み合わせを見つけてみてください。
牛乳以外でも作れます
牛乳の代わりに、豆乳やオーツミルクなどを使っても作ることができます。
豆乳を使うと、やさしくまろやかな味わいに。
オーツミルクを使うと、穀物由来の自然な甘みを感じるアイスカフェオレに仕上がります。
商品によって甘さや濃さが異なるため、コーヒーとの割合を調整しながらお試しください。
よくある質問
デカフェコーヒーでも濃いアイスカフェオレを作れますか?
コーヒー豆の量を多めにし、お湯を少なめにして濃く抽出することで、デカフェでもしっかりとした味わいのアイスカフェオレを作れます。
今回は、デカフェコーヒー豆15gに対して、お湯90gで抽出しています。
氷や牛乳を加えても薄くなりにくく、コーヒーの風味を感じられる配合です。
コーヒーと牛乳のきれいな二層を作りたいです
先にグラスへ氷と牛乳を入れ、抽出したコーヒーを氷に当てるようにゆっくり注ぐと、二層になりやすくなります。
勢いよく注ぐと混ざりやすいため、静かに注ぐのがポイントです。
また、よりはっきりとした二層にしたい場合は、牛乳にシロップを入れてよく混ぜたものの上から、コーヒーを氷の上にゆっくりと注ぐとはっきりとした二層のカフェオレができます。
甘いカフェオレが好みの方はこちらもおすすめです。
作り置きはできますか?
抽出したコーヒーだけであれば、冷蔵庫で保存できます。
香りや風味を楽しむため、できるだけ当日中にお召し上がりください。
牛乳と合わせたあとは保存せず、なるべく早めに飲むことをおすすめします。
まとめ
デカフェアイスカフェオレを美味しく作るポイントは、コーヒーを少し濃いめに抽出することです。
氷や牛乳で薄まることを考えて濃く淹れることで、デカフェコーヒーの風味をしっかり感じられる、バランスのよい一杯に仕上がります。
また、ドリップの途中でドリッパーを軽く回すことで、コーヒー粉全体にお湯が行き渡り、より成分をしっかりと抽出することができます。
今回のポイントは、次の2つです。
・デカフェコーヒー豆15gに対して、お湯90gで濃いめに抽出する
・2投目と3投目にドリッパーを軽く回す
ポイントを押さえれば、ご自宅でも満足感のあるデカフェアイスカフェオレをお楽しみいただけます。
家事や仕事がひと段落したあとや、一日の終わりにほっとひと息つきたいときに。
デカフェアイスカフェオレとともに、ゆったりとした時間をお過ごしください。







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